他人の星

déraciné

2019-03-14から1日間の記事一覧

『カッコーの巣の上で』 (2)

「自覚あるさびしがりや」 劇中を通して、マクマーフィは、何かと他人にちょっかいを出したり、頼まれなくても世話を焼いたりします。 無視ではなく、共感か、さもなくば反発か、つまり、人間関係から何らかの反応と刺激を欲する彼は、大多数の人間と同様、“…