キンモクセイの 甘ったるい むせかえるような 匂いが 苦しい わかっているよ この香りは ぼくたちの 夏の おわりの 合図 秋の 冷たい爪先が この心臓の さいごの一滴を 搾り取る まで あと すこし 赤い 紅い 秋が 目から 入って 胸から 流れ出す まで あと …
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