今宵の 暮色は ほんのり 白く 見あげれば 白鳥たちが 真白い おなかを見せて 飛んでいく かなしい声で 鳴きながら 風は 口を すぼめて ひゅうひゅうと ためらいがちに うしなわれたものの 名を ひとつ ひとつ 読みあげる けれど わたしは いつも 欲に 目がく…
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