2019-04-06 Good luck 詩 果ては あるのに あてのない旅 続けるためには おいしい食事 と 澄んだ水でも なくっちゃね 道は 分かれていても 標識のない旅 楽しむためには きれいな花 と 鳥のうたでも なくっちゃね 四つ辻の 真ん中にあるのは 自殺者の墓だと きいたけど 本当 かな ちらりと 横目で見て また 歩く 風が 吹くのは 日暮れの 合図 今夜は どこで 横に なろうか ひとつ だけ わかる ことがある 眠れば きっと あの墓を 夢に見る そして 朝露を 唇に 感じたら また 歩きだす 同じで 違う 「あした」 が 頭の上に めぐりくる あいだ は